銅と銀
銅とその化合物
Cu
- 赤味を帯びた金属
- 展性・延性に富む
- 熱・電気の良導体
- 湿った空気中で緑青(ろくしょう)CuCO3・Cu(OH)2を生じる
- 塩酸や希硫酸とは反応せず、硝酸、熱濃硫酸に溶ける
- 白銅、青銅、黄銅などの銅を主成分とする合金がある
「薄情(白銅)に(Ni)くすん(Sn)だブロンズ(青銅)、慎重(真ちゅう・黄銅)に会えん(Zn)。」で覚える。
製法
黄銅鉱CuFeS2 → 粗銅 →(電解精錬)→ 純銅
CuO
- 黒色粉末
- 希硫酸に溶ける
CuO+H2SO4→CuSO4+H2O
〈参考〉Cu2O(赤色)もある
製法 銅を空気中で加熱 2Cu+O2→2CuO
CuSO4・5H2O
- 青色結晶(青色はテトラアクア銅(Ⅱ)イオン[Cu(H2O)4]2+による)
- CuSO4・5H2O →(加熱)→ CuSO4(白色粉末) →(水)→ 青色(水の検出に利用)

銅(Ⅱ)イオンの反応
銀とその化合物
Ag
- 銀白色の金属
- 展性・延性に富む
- 熱・電気の伝導性は最大
- 塩酸や希硫酸とは反応せず、硝酸、熱濃硫酸に溶ける
銀と濃硝酸の場合 Ag+2HNO3→AgNO3+H2O+NO2 - 装飾品など
Ag2O
- 褐色沈殿
2Ag++2OH-→Ag2O+H2O - アンモニア水に溶ける
Ag2O+4NH3+H2O→2[Ag(NH3)2]++2OH-
ハロゲン化銀 AgF(黄)、AgCl(白)、AgBr(淡黄)、AgI(黄)
- 光で分解し、銀を遊離
- 水に難溶(AgFは可溶)
- アンモニア水に溶ける(AgIは難溶)
- Na2S2O3水溶液に溶ける…AgBrは写真のフィルムに利用

銀イオンの反応


