エーテル、アルデヒド、ケトン

エーテル R1─O─R2(エーテル結合)

CH3─O─CH3C2H5─O─C2H5CH3─O─C2H5
ジメチルエーテルジエチルエーテルエチルメチルエーテル
  • 無色芳香の液体で、水に溶けにくい。有機溶媒。
  • ジエチルエーテルは、麻酔性、引火性。

製法 アルコールに濃硫酸を加え、約140℃に加熱(縮合)

〈例〉C2H5─O─H+H─O─C2H5 (濃硫酸) C2H5─O─C2H5+H2O

アルデヒド R─CHO(ホルミル基)

H─CHOCH3─CHOCH3─CH2─CHO
ホルムアルデヒドアセトアルデヒドプロピオンアルデヒド
  • 刺激臭をもち、水に可溶。容易に酸化されてカルボン酸を生じる(還元性)。
  • アンモニア性硝酸銀水溶液を還元し、銀を析出(銀鏡反応)。
  • フェーリング液を還元し、酸化銅(Ⅰ)Cu2Oの赤色沈殿を生成。

製法

ホルムアルデヒドメタノールの酸化CH3─OH→H─CHO
アセトアルデヒド①エタノールの酸化C2H5─OH→CH3─CHO ニクロム酸カリウムで酸化
②エチレンの酸化CH2=CH2→CH3CHO

ケトン R1─CO─R2(カルボニル基)

CH3─CO─CH3CH3─CO─C2H5
アセトンエチルメチルケトン

① 芳香をもち、水に可溶。  ② 酸化されにくく、還元性を示さない。

製法

アセトン2‐プロパノールの酸化(CH3)2CH─OH→CH3COCH3
酢酸カルシウムの乾留(CH3COO)2Ca→CH3COCH3+CaCO3

アルデヒドの検出
銀鏡反応
アンモニア性硝酸銀水溶液を加えると、金属の銀が析出する。
フェーリング反応
フェーリング液を加えたら、酸化銅(Ⅰ)の赤色沈殿が生成する。

ヨードホルム反応

上記化合物をNaOHのような塩基性溶液中で、ヨウ素とともに加温すると、ヨードホルムCHI3の黄色沈殿を生じる。

【問題1】次のうち、アルデヒドの性質として正しいものはどれか。

【問題2】次のうち、ヨードホルム反応を示すものはどれか。