亜鉛とクロムとマンガン
亜鉛とその化合物
Zn
- 銀白色の金属
- 両性金属 Zn+2HCl→ZnCl2+H2
Zn+2NaOH+2H2O→Na2[Zn(OH)4]+H2
テトラヒドロキソ亜鉛(Ⅱ)酸ナトリウム - トタン(鋼板に亜鉛をめっき)、乾電池、黄銅(銅と亜鉛)
ZnO
- 白色粉末 2Zn+O2→2ZnO
- 両性酸化物
- 白色顔料、軟こう
Zn(OH)2
- 白色沈殿 Zn2++2OH-→Zn(OH)2
- 両性水酸化物
- アンモニア水に溶ける Zn(OH)2+4NH3→[Zn(NH3)4]2++2OH-
テトラアンミン亜鉛(Ⅱ)イオン
【注】[Zn(NH3)4]2+などを錯イオン、Na2[Zn(OH)4]などを錯塩という。
クロム・マンガンの化合物
K2CrO4
- 黄色結晶
- 金属イオンと沈殿形成 PbCrO4(黄色)、Ag2CrO4(赤褐色)
K2Cr2O7
- 赤橙色結晶
- 酸化剤
- Cr2O72-(赤橙色) ⇄ CrO42-(黄)
クロム酸カリウムは、酸性と塩基性で平衡が変化する。
Cr6+の価数は同じだが、構造が変化することをしっかり覚えておこう。
| Cr2O72- ⇄ CrO42- | |
| 二クロム酸イオン | クロム酸イオン |
| 酸性 | 塩基性 |
| 赤橙色 | 黄色 |
「さ〈酸性〉
お〈オレンジ色〉
に〈二クロム酸カリ〉
あ〈アルカリ(塩基)性〉
き〈黄色〉 」と覚える。

MnO2
- 黒色粉末
- 酸化作用を示す
- H2O2やKClO3分解の触媒 2H2O2 → 2H2O + O2 (触媒:MnO2)
- 乾電池の正極〈減極剤〉
KMnO4
- 黒紫色の結晶
- 水によく溶ける…水溶液(MnO4-)は赤紫色
- 酸化剤…硫酸酸性でMn2+(淡桃色)を生じるために脱色される


