酸化と還元

酸化・還元の定義

酸化された還元された
酸素と化合2Cu+O2→2CuO酸素を失うCuO+H2→Cu+H2O
水素を失うH2S+H2O2→ S+2H2O水素と結合Cl2+H2→2HCl
電子を失うNa→Na+e電子を得るCl2+2e→2Cl
酸化数増加2Na+Cl2→2NaCl
(0 → +1)
酸化数減少2Na+Cl2→2NaCl
(0 → -1)

酸化と還元は同時におこり、この反応を酸化・還元反応という。

酸化数

酸化数のルール

  • 単体の酸化数は(ゼロ)である。
    Cl2 O2 Fe…すべて酸化数は0
  • 化合物中の各原子の酸化数の合計は0である。
    H2O NaCl…などの酸化数の合計は0
  • 化合物中のHは+1、Oは-2である。ただし、H2O2中のOだけは-1とする。
    HCl  K2O H2O2
    +1  -2 -1
  • イオンはイオンの価数で考える。
    Fe2 CrO42(CrO4で合計が-2になるようCrを計算する。)
    +2 +6

覚えておきたい酸化数

Mn+7 +4 +2Cu+2 +1Sn+4 +2
Cr+6 +3S+6~-2Pb+4 +2
Fe+3 +2N+5~-3  

(酸化数の最大と最小の差が8より大きくなることはない。)

その他に重要な酸化数(原子団全体として考える)

SO42--2
NO3-1
CO32--2

【問題1】次のうち、酸化の説明として正しいものはどれか。

【問題2】次の反応で、酸化されている物質はどれか。
Zn + Cu2+ → Zn2+ + Cu